ロンドンは多くの移民が住んでいることもあり本格的な多国籍料理が気軽に楽しめます。料理ごとに人々の生活文化も垣間見ることができる、特徴あるロンドン中心部の地域を紹介します。
イギリス・アイルランド料理
Wetherspoon系のチェーン
パブはどこにでもありますが、値段が一番お手頃で味も悪くないのは、Wetherspoon系のチェーンです。火曜日はステーキ、木曜日はカレー、日曜日はサンデーローストなどお得なドリンク付きのセットを日変わりで提供しており人気です。デザートもメインと一緒にオーダーすると値引きになります。平日にローストを食べるには高級レストランや高めの専門店しか選択肢がありませんが、日曜日にはどのガストロパブでもローストを提供しています。
パブチェーンならO’Neill’s
アイルランド系のパブチェーンならO’Neill’sが値段的にも安心です。夕方になるとオフィス街の近くでは仕事帰りに一杯を楽しむサラリーマンをたくさん見かけます。スポーツパブと呼ばれるパブではサッカーやラグビー、スヌーカー、F1などを大きなモニター映しています。ビリヤードに似ているプールが遊べるパブでは家族連れも見かけます。
インド料理
インド料理はイギリス人の国民食と言ってもいいほど定着しています。たくさんのお店が林立し、スパイスの香りが漂うBrick Laneが有名です。Shoreditchは、たくさんのアーティストが活動しており、おしゃれなバーが多いエリアでもあります。特に週末は屋台や大道芸人が出ますし、周辺にあるBrick Lane MarketやSpitalfields Market、Petticoat Lane Marketで買い物を楽しむ人達で賑わいます。
中華料理
Leicester Square近くの中華街では北京ダック、四川料理、飲茶など、多様な中華料理が楽しめます。中華料理の食材を扱うスーパーマーケットや散髪屋もあり、華僑の生活を眺めることができます。春節になると通り中に鮮やかな飾りつけがされ、獅子舞などが披露され大変盛り上がります。
和食
旅行中故郷の味が恋しくなったらPiccadilly Circus近くのSoho地域にJapan CentreやShoryuなどお弁当屋やラーメン屋があり、観光やショッピングの合間にほっとできます。近年のロンドンは和食ブームで、伝統的和食とは少し異なりますが、Wasabiというチェーンが流行っています。
ベトナム料理
中華街にも何軒かありますが、Hoxton近くのKingsland Roadに安価で美味しいレストランが集中しています。この地域はがギャラリーなどが多く、スタイリッシュな場所として最近注目されています。
韓国料理
Holbornのバスターミナル前に韓国料理のお店がひしめきあっています。行列ができる場合もあるので時間に余裕を持って行くといいです。スーパーも向かいにあります。Oxford Streetでの買い物の合間に行ってみるといいと思います。
カリブ料理
カリブ系住民が多いBrixtonに多いです。マーケットもあり、活気がある地域です。クラブやバーがたくさんあり、ナイトライフも充実しています。
ストリートフード
Camden Marketでは多様な屋台料理を楽しむことができます。夜は早めに閉まってしまうため、昼に行くのをお勧めします。運河を眺めながらピクニックのように屋台料理を楽しむ人達がたくさんいます。多国籍料理の食べ歩きとショッピングを楽しみたい方にお勧めの場所です。
イギリス、ロンドンで楽しむ多国籍料理
イギリスの料理は退屈とよく言われますが、ロンドンでは、世界各国の本格的な料理が食べられるので、ロンドン旅行で食事に不満というのはあり得ません。この記事を参考に、お気に入りの食べ歩きスポットを見つけてみてくださいね!