イギリスといえば、大英博物館やナショナルギャラリー、テートモダンなど博物館、美術館の宝庫です。もちろん上記のようなスポットも必訪です。教科書に載っていた歴史の産物をこの目で見ることの感動はたまらないものがあると思います。
しかし、私があえてお薦めしたいのが、一期一会になるかもしれないストリートアーティストたちのパフォーマンスです。
バケツやオケ、モップ、箒をパーカッションのように使用した演奏、バイオリンやアコーディオン、ギターの演奏、パントマイム、動かないというパフォーマンス…。駅や街角、あらゆる場所であらゆるパフォーマーに出会えます。探さなくてもどこでも出会えてしまうことに驚きです。
コヴェントガーデン周辺
観光スポットとして有名なコヴェントガーデン周辺でも、たくさんのパフォーマンスに出会うことができます。厳しい審査をクリアしたパフォーマーだけがここでパフォーマンスできるそうです。
私が出会ったのはパントマイムと手品を組み合わせたパフォーマンス。人だかりが人を呼び、どんどん場が盛り上がっていきます。
ピカデリーサーカス周辺
ロンドンの渋谷センター街ともいえるでしょうか。地元の人たちや観光客でいつも賑わっています。
そんな中、バイオリンの音色や、パフォーマンスへの拍手や歓声が聞こえてきます。
イギリス旅行中、何度か通りましたが毎回違うパフォーマンスに出会うことができました。そして毎回、思わず立ち止まってしまうくらい引き込まれてしまうパフォーマンスでした。
表現の自由を体感できるロンドン
ピックアップしたのはロンドンですが、スコットランドのエディンバラやグラスゴーでもたくさんのパフォーマンスやストリートアートに出会いました。
そして何よりも、街ゆく人々がそういった表現者に対し、とてもウエルカムな雰囲気で受け入れ、楽しみ、称賛している風景が刺激的でした。
表現の自由。そんな中で生まれたアートや表現同士が刺激を与えあい、高めあう空気がある国だからこそ、文化の発信地として多くの人を惹きつけてやまないのかもしれません。
そんなイギリスの空気を感じ、楽しんでみるのはいかがでしょうか。