香港は日本人に人気の海外旅行先です。でも、旅行は好きだけど、休みがあまり取れないという人も多いですよね。その点香港は日本からも近く、時間がない人にもオススメです。今回は。旅行期間が短くても香港の良さを満喫できる、香港観光の計画を立ててみました。
香港の人気の理由
photo credit: Hong Kong Airlines via photopin (license)
香港は日本から近く、直行便なら4時間程度です。大手航空会社をはじめ、LCCなどの格安航空会社も運行している人気のルートなので、予算の合わせて旅行の計画が立てやすいです。
また、香港は中心部に見どころが集中しているので、香港内のアクセスも比較的スムーズです。香港空港から市内へもエアポートエクスプレスなら30分程度で快適に移動できます。
香港の食事も魅力の一つですね。移民の多い国ですから、本格的中華料理はもちろんのこと、各国の本格的な料理が食べられます。香港・広東地方独特の飲茶もぜひ味わいたい!
世界中の有名ブランドショップが軒を連ねる香港のショッピングセンターでの買い物も、女性にはうれしいです。
香港でここだけは行きたい観光スポット
photo credit: Boat and Buildings via photopin (license)
1.ビクトリアピーク
やはり香港のピークから眺める景色は見ておきたいです。天候に左右されますが、いかにも香港旅行というのを味わえます。昼も夜も景色を楽しめます。天気が良い日には昼夜2回訪れるのもいいかも。ピークのふもとから急こう配を上るトラムも乗りたいですね。
2.ネイザンロードから女人街
ネイザンロードは九龍側のメインストリートです。スターフェリー埠頭から北へ向かってのびる道で、九龍公園もこのネイザンロード沿いにあります。
旺角(モンコック)でネイザンロードから少し入ったところにあるのが、女人街と呼ばれるナイトマーケットです。女人街では夕方になると、露店が道路にせり出して開店準備をはじめます。もっとも人でが多くなるのは暗くなってから。観光客にも人気のスポットです。
3.プロムナード
チムチャーチョイ(尖沙嘴)のビクトリアハーバー沿いにある遊歩道です。九龍サイドから香港島の景色が楽しめます。朝、ゆっくり散歩するのもいいし、夕方に夕涼みがてらぶらぶらするのもいいですね。ただし、夕方は観光客でいっぱいなので、静かに散歩したい人は朝がおすすめです。
香港を一日で満喫するプラン
photo credit: IMG_2195 via photopin (license)
他にもたくさん見どころはありますが、時間がないという人のために、たった1日で香港を満喫できる旅のプランを作りました。
香港の朝は遅い・・・・
いきなりですが、まず、香港は早起きする街ではありません。朝の香港は、はっきり言ってあまりすることがありません。飲茶は、地元の人も朝食に摂る人も多いので、8時くらいから開いていますが、他のショッピングモールなどは11時くらいにならないと開店しません。
なので、朝早く起きたら、公園を散歩するとか、プロムナードを歩いてみるとかしかすることがないです。香港の朝はホテルでゆっくりして、朝食を楽しむ方が良いかもしれません。
遅めの朝はビクトリアピークへ
photo credit: _DSC0893 via photopin (license)
ゆったりと朝食を楽しんだ後は、いよいよ観光に出かけましょう。まずはビクトリアピークへ上ります。九龍側に宿泊している場合は、まず尖沙嘴からスターフェリーに乗って、セントラル埠頭まできましょう。そこからバスの乗り換えてピークトラム駅を目指します。バスは15C番に乗ります。運が良ければオープントップバスに乗れます。
ちなみに、バスはおつりが出ません。小銭を用意していくか、地下鉄の駅や空港でオクトパスカードを購入しておきましょう。
香港サイドで宿泊している人は、地下鉄セントラル駅からピークトラム駅まで歩くこともできます。セントラル駅の出口でピークトラム駅に一番近いのはJ2という出口です。セントラル駅からピークトラム駅までは徒歩約5分です。
タクシーで直接ピークトラム駅に行くこともできます。もちろんタクシーでそのままピークの頂上へ上ることもできますが、できればトラムにも乗ってもらいたいです。トラムは下りよりも上りの方が楽しいと思います。トラムの乗り場で少し並びますが、いい思い出になるので、ぜひ一度は乗ってみましょう。
ピークの後は飲茶
ピークで景色を満喫した後は、またトラム+バスかタクシーでセントラルまで戻ります。時間に余裕があるようならセントラルのヒルサイドエスカレーターを登ったりSOHOをふらふらしたりするのも良いです。
ランチの時間が近いなら、飲茶をしましょう!
飲茶といってもたくさんレストランはあります。失敗したくないなら、セントラルで一番高いビルIFCの中に入っている「利苑Lei Garden」なら安心でしょう。
「利苑Lei Garden」は、香港の高級レストランチェーンです。夜のメニューはそれなりに高いですが、昼間のランチは飲茶を出していて、セントラルのオフィスビルで働く会社員などでいっぱいです。
2名や3名の少人数の場合、混み合っていると相席になる場合もあります。4人以上のグループで待ちたくなければ、予約していった方がいいかもしれません。ただし、ぎりぎりの予約は受け付けてくれないことがありますので、早めに予約する方が良いです。
有名レストランだけあって、味は日本人の口にも合う上品な味です。ちなみに香港の一般のレストランがランチで混み合うのは平日12:30から13:30の間です。その前もしくは後に行けば、すんなり座れることが多いです。
Shop No. 3007-11, 3/F., International Finance Centre, Central, Hong Kong
Tel : +852 2295 0238 Opening Hours : 11:30 – 15:00 / 18:00 – 23:00
食事のあとは買い物
photo credit: Human Logistics 人流 / Festival Walk Escalator Dance 又一城電梯的舞 / SML.20130109.EOSM.01537 via photopin (license)
飲茶でゆっくりした後は、ショッピングに出かけましょう。「利苑Lei Garden」が入っているIFCには高級ブランド店がたくさん入っています。また、セントラルから船か地下鉄で尖沙嘴まで行き、スターフェリーふ頭近くにあるハーバーシティでもショッピングが楽しめます。
スターフェリー埠頭もしくは地下鉄尖沙嘴からネイザンロードへ出て、重慶大廈(チョンキンマンション)の近くに行けば中国の安いお土産屋さんもあります。
ただし、重慶大廈(チョンキンマンション)の近くは香港でも治安が悪いほうなので、この付近では特に注意しましょう。現金は、絶対他人に見せないようにします。
ショッピングにあまり興味がない人は、プロムナードをぶらぶらしたり、その辺のバーでかるく1杯というのも良いかも。
ちょっとお腹が空いたら、タンタン面を食べに行こう
photo credit: 四川担担面 Spicy Szechuan Noodles in Soup – HuTong Dumpling Bar AUD11.80 via photopin (license)
ハーバーシティの中にある翡翠拉麺小籠包(尖沙咀店)は、シンガポールに本店を置く中華レストランチェーンです。ここのオススメはタンタン面(四川風ピリ辛面)と上海小籠包です。普段は並ばないと入れませんが、夕方なら空いています。
Harbour City – Gateaway Arcade 3328 3/F, Tsim Sha Tsui
T(852) 2622 2699
腹ごしらえができたら、いよいよ夕方からが香港のクライマックスです(笑)。
香港旅行!どんなに短い旅行でも最低限行きたい観光スポット(2)へつづく。