旅行に出る時は、友達やカップルで出かける人が多いですよね。でも、どんなに仲が良い友達や恋人でも、24時間いっしょの旅行となると、気まずい雰囲気になることもあります。最悪の場合、けんかして、グループ旅行なのに、ひとり旅なんてことも。
グループやカップル旅先で、けんかや険悪な雰囲気にならないために気を付けたいことを考えてみました。
旅行する相手を選ぶ
まず、友達と旅行する場合、一緒に行く相手を慎重に選ぶことから始めたいです。次のような性格の人と、旅行に行くとトラブルになりやすいです。同時に、自分がこのようなふるまいをしていないかどうかも、チェックしたいですね。
1.自己中心的な人
旅先での優柔不断というのも困りますが、それよりもたいへんなのは、自己中心型の人と旅行に行くときです。このタイプと旅行に行くと、行き場所や目的、食べるものなど、すべてにおいて振り回されてしまいます。
2.他人任せな人
「どっちでもいいよ」「なんでもいい」「〇〇ちゃんが決めて」という人は、一見、やりやすいように見えます。しかし、こんな人に多いのが、自分は何もしないで、面倒なことはすべて他人任せなタイプ。
最初は面倒を見てあげていても、ずっと続くと「いい加減にしてよ」と言いたくなります。最悪の場合、チケットの手配から、食事の注文まで、すべてツアーガイドのように使われてしまうことにもなりかねません。
一番ひどいのは、全部任せておいて、後で文句を言うタイプです。こういう人と旅行に行くと、本当に悲惨です・・・。
3.四六時中べったりの人
恋人といっしょのときは四六時中べったりでもかまいません。でも友達同士の場合、たまには一人の時間もないと、疲れてしまいます。行きたい場所だって、たまには違うこともあるでしょうし、お土産を買う時も、二人別々に行動してあとで合流する方が時間の短縮になります。
自分勝手に一人で行動してしまう人も困ったものですが、ちょっと一人にしただけでも不安がられては、ストレスになってしまいます。
旅行中に気まずい雰囲気にならないために
1.疲れたら正直に言ってホテルで休憩する
疲れていると、誰でもイライラします。そんな時は、些細なことでも我慢できなくなって喧嘩になることも。疲れたなと思ったら、素直にそういって、ホテルで休憩させてもらいましょう。
2.役割を分担しておく
グループ旅行なら、チケットの手配はだれ、みんなで出し合うお金の管理はだれ、食事の注文はだれ、というふうに仕事を分担しておくのもいい方法です。みんなで作業を分担することで、いっしょに旅行を作り上げているという意識が生まれます。
3.別行動をする時間をとる
これも主に友達同士の旅行ですが、一人一人の別行動をする時間を設定しておくと良いです。どんなに仲が良くても、自分ひとりの時間もほしいものですよね。今日は何時から何時まで自由行動、という風に計画に組み入れるようにします。
4.「ありがとう」をちゃんと伝える
当たり前のことですが、旅のパートナーに何かしてもらって助かったら、その都度「ありがとう」を言いましょう。その一言で、面倒な手配をしてくれた相手は、気持ちよくなるものです。
5.不満を表情に出しすぎない
とくに海外旅行などに行くと、予想外のことがあったり、期待通りに事が運ばないこともあります。不満や文句があっても、相手や仲間に対して、あまりあからさまに不機嫌さを表情に出すのは控えましょう。できるだけ、自分から、雰囲気が明るくなるように努力します。
ポイントをおさえて、みんなで明るく楽しい旅を
グループやカップルでの旅行は、かけがえのない思い出になります。それぞれの心の持ちようで楽しくもなるし、つまらなくもなります。みんなで作り上げている旅行ということを忘れずに、明るく楽しい旅行にしましょう。