エクアドルのジャングルツアーのほとんどのガイドがジャングル出身の方たちです。そんなジャングルが“地元”の彼らと巡るジャングルは楽しさ100倍です。ジャングルツアーでは様々なアクテビティーが用意されているので、私が体験した幾つかをご紹介したいと思います。
ジャングル散策
歩いてジャングル内を周るアクテビティーでは道無き道を「これはひょっとして遭難したんじゃないかな?」と思うほど歩きます。ツアー参加者たちはヘトヘトになっていてもガイドは大きな刃物で雑草を切り倒しながらスタスタ歩いていきます。
そしてこのアクテビティーの醍醐味はジャングル出身のガイドが紹介する生活の知恵や遊びです。手紙のように文字が書ける葉っぱや、スタンプのようにして使える木の実、薬になる樹液など様々なことを教えてくれます。
あるツアー参加者が手に持っていたペットボトルを落とした時に、ガイドが「リュックがいるね」と言って細長い葉っぱを取り、ものの3分でリュックを作っていました。
ジャングルで出会う昆虫たち
ジャングルでは見たことのない昆虫や、日本のとはサイズ感の違った昆虫たちに出会えます。普段昆虫嫌いの私でもジャングルにいる間は平気になります。おそらく誰でも避けきれない数の昆虫を前にすると諦めがつくんだと思います。笑
そしてジャングルの定番フードと言えば幼虫!しかもまるまると太った幼虫です。口に入れるまでにかなりの時間を要しましたが、最後は周りで期待して見ている人たちのプレッシャーに負けて食べました。イモムシはとってもクリーミーで強いて言うならエビのような味でした。
またガイドがレモン味という蟻も食べました。イモムシを食べた後だったので蟻なんて可愛いもので、味を確認するためにバクバク食べました。確かに少し酸味のあるフルーティな味でした。
アマゾン川での釣り
私がジャングルの中で最も好きなアクテビティーが釣りです。おそらく漁師だった祖父の血が騒ぐからでしょうか。笑
渡された釣竿は木の板に釣り糸が巻き付けてあるだけのとってもシンプルなものだったので、こんなので釣れるのかなと始めは半信半疑でしたが、30センチ越えの大きなピラニアが釣れてびっくりしました。みんなが釣ったピラニアはその日の夕食に素揚げされて出てきました。味は普通の白身魚で身が少なく大きさの割に食べられる部分が少なかったです。
まとめ
これらの私が紹介したジャングルでのアクテビティーはごく一部で、他にもカヌーに乗ってマングースの中を探検したり、ピンクイルカのいる湖で泳いだり、ナイトツアーなどもありました。
エクアドルのほとんどの旅行代理店でジャングルツアーを取り扱っているので、興味のある方は是非参加してみてください。自然が大好きな人、日本にはない物を見たい人には最高の旅になると思います。
執筆者 : Quiteña(ペンネーム)
自己紹介 : 好奇心旺盛で三日坊主。旅行、読書、田舎、自然、外国語、日本の古き良きもの等好きなものがいっぱい。