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台風の時期に香港へ旅行する人が気を付けるべきこと

アジア

香港には、毎年台風が数個接近します。香港の台風のシーズンは6月から10月くらいまでと、長いので、その間に香港への旅行を予定している人は、台風情報はこまめにチェックしておきたいですね。この時期香港へ旅行する人が気を付けておいた方が良いことをまとめてみました。


情報収集~台風警報


photo credit: DSCF1191 via photopin (license)

香港への台風接近は、香港人にとっては日常茶飯事です。香港では台風が接近すると、気象庁から台風警報が発表されます。「シグナル」と呼ばれていて、一般に1、3、8の3段階表示されますが、9以上になることもあります。

シグナル1は、台風が接近中という意味なので、街中で大雨や大風の被害はまだ現れません。そのあと、台風の接近に伴って、シグナル3にグレードアップします。

なぜか4~7まではなくて、シグナル3の次はいきなり8になります。シグナル8にまでなると雨風もひどくなり、公共の交通機関も運行をストップするので移動もしづらくなります。

この台風警報「シグナル」は、地下鉄などの改札口やショッピングモール、ホテルの入り口などに掲示されていますので、それらをこまめにチェックしておきましょう。

特に、シグナル8にまでなってしまうと、バスや地下鉄も運行を一時休止することがあり、タクシーも捕まえにくくなります。

香港人は常にスマホで気象庁の台風状況をチェックしていて、何か新しい情報があればSNSなどを通じてあっという間に仲間に伝えます。

しかし、観光で香港を訪れる人はそこまで情報に敏感に反応できないので、自分から常に気を付けておくことが大切です。


街中をふらふら歩き回らない


photo credit: MiNe-HD1A_100-3608 via photopin (license)

香港の街には、狭い道にひしめくように商店が軒を連ねています。繁華街でなくても大きな看板が道路に競うように張り出しています。

この看板が、台風の時には風で吹き飛ばされて、近隣のビルのガラス窓を破ってしまうことはもちろん、落下してきてたまた下を歩いていた人が大けがをすることがあります。

台風が接近している時には、街中をふらふら歩き回らないほうが賢明です。頭上に強大な看板がないとしても、街路樹がなぎ倒されることもありますし、古い高層アパートの劣化した窓ガラスが大風により落下することもあります。

ショッピングモールなどの建物の中の方が断然安全ですので、同じ歩き回るなら建物内にしましょう。

また、強風の中ではガラス窓の近くは特に危険です。建物の中のレストランなどでも、窓際に座るのは避けたほうが良いと思います。


水辺には近づかない


photo credit: Victoria Harbour via photopin (license)

シグナル3になった時点で、一部のフェリーは運行休止になります。

香港は海に囲まれた土地ですので、港や海の近くにショッピングモールやホテルもたくさんあります。

台風の時に、これらの港や海の近くを歩くときは十分注意してください。突風によって海側へ飛ばされそうになることがあります。香港は、意外とこれらの水回りの柵などがきちんと整備されなていないところもあります。

台風の接近中に海に落ちたら、どうなるか想像ができると思います。たとえ一見穏やかそうに見えても突然強風が起こることもあります。どんなに観光したくても、水辺は避けましょう。


香港の道路は滑りやすい


photo credit: Train to East Tsim Sha Tsui is approaching via photopin (license)

香港は街中の歩道、ビルの中の床、地下鉄の階段、すべてとても滑りやすいです。雨などで濡れていると、文字通り「ツルツル」に滑ります。

これは、建築費用を下げるためや、ビルのデザイン性を重視するためではないかと私は考えていますが、とにかく床などに使われる素材がもともと滑りやすくできています。

さらに、香港や中国で買った靴の場合、滑り止めなどの加工がキチンとされていない靴底も多いです。

これらの相乗効果(笑)で、香港人でも観光客でもとにかくよく滑るので、濡れているところを歩くときにはよくよく足を踏みしめて歩きましょう。


出来るだけ早くホテルの近くまで戻る


photo credit: TST at night via photopin (license)

先に書きましたが、シグナル8になってしまうと、公共の乗り物はほとんどが運行を休止します。「タクシーで帰ればいいや」と思うかもしれませんが、タクシーも思うようにつかまるとは限りません。

最悪の場合、大雨の中でタクシー待ちしてやっと捕まえたら、高額な運賃を請求されたということもあります。

シグナル3になった時点で、香港人は何時にシグナル8にグレードアップするかということを知っているので、のんびりとショッピングを楽しんでいるように見えるかもしれません。しかし、彼らも本格的な台風接近までには自宅へ帰ります。そうしないと、本当に帰れなくなるからです。

観光客の場合は、シグナル8になるとわかっているなら、早々にホテルの近くまで戻りましょう。シグナル8になるかどうかは、香港人に聞けばだいたいわかります。ショッピングモールの案内所や、ホテルならホテルを出掛ける前にレセプションで聞いておくと良いでしょう。


海外旅行保険飛行機遅延特約


photo credit: Cathay Pacific Boeing 747-400; B-HOP@HKG;04.08.2011/615tb via photopin (license)

海外旅行に出かける際には、海外旅行傷害保険に加入する人がほとんどだと思います。海外旅行保険には、台風やその他の事由により飛行機が遅延した時に余計にかかった費用を保障してくれる特約があります。

それが「飛行機遅延費用特約」と呼ばれるものです。

台風などで飛行機が欠航になったり遅延になったりすると、もう一泊宿泊することになるケースもあります。台風は不可抗力ですので、飛行機がキャンセルなっても、そのためにかかった宿泊費や食事代に関しては航空会社は払ってくれません。

そんな時に役立つのが「飛行機遅延費用特約」です。搭乗するはずだった飛行機が6時間以上遅延した場合などの条件で、その遅延や欠航により生じた宿泊費、食事代、交通費などが戻ってきます。ただし、一日に補償してくれる金額には上限がありますのできちんと確認しておきましょう。

台風の時期に香港へ旅行する人で心配な人は、この特約を付帯しておくといざという時にありがたいです。


安全に気を付けて楽しい旅を!


photo credit: IMG_6932 via photopin (license)

万が一、台風が接近して多少天候が悪くても、香港はインドアで楽しめるスポットが多いので退屈はしないでしょう。しかし、本気で台風に出くわすと、その被害も大きいことがあるので、安全には注意して楽しんでくださいね。

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