ブラジルの長距離バスと、サンパウロでは地下鉄(メトロ)は、とてもしっかり運行されています。長距離バスは、時間きっちりに出発しますよ。 そんな長距離バスの切符を買うときの、一番簡単なフレーズは下記です。
切符を買う
○○行きの切符をください。 Bilhete até ○○ , por favor. ビリェッテ アテ ○○、ポルファボー(ル)
○○には行きたい地名を入れて、言ってください。
「Bilhete(ビリェッテ)は「切符」、 「até(アテ)」は「まで」、 「por favor(ポルファボー(ル))」は「お願いします」の意味になります。
ちなみに、「Por favor(ポルファボー(ル))」は、英語で言う「Please」にあたりますので、切符を買う以外の場面でも、最も頻繁に使われるれるフレーズのうちのひとつです。
また発音する際は、ポルファボールの「ル」は口の中で舌を上に巻くので、ほとんど「ル」という音は聞こえません。「ポルファボー」と覚えるほうが無難かもしれません。
尚、「Por favor(ポルファボー(ル))」以外の単語でも、最後に「ル」となる場合は、発音がきちんと残る単語は殆どありませんので、それらの発音表記は全て(ル)にしています。
出発時刻を尋ねる
何時に出ますか? Que hora vai sair? ケ オーラ ヴァイ サイー(ル)?
「Que(ケ)」は「何」で、英語では「What」に当たります。 「hora(オーラ)」は「時間」で、英語では「hour」のこと。 「vai(ヴァイ)」は「ir(イー(ル))行く」という動詞の活用形です。 「sair(サイー(ル))」は「離れる」の意味です。
ここで少し文法的なお話になりますが、『「ir」+動詞の原型』で英語での「will」の意味になるため、ここでは「vai(ir)+sair」として考え、未来形となり「離れるのでしょうか=出発するのでしょうか」となります。
尚、ポルトガル語で、単語の先頭に「h」が来た場合は、無音となり、発音されません。
よって、時間を表す「hora」の「h」は無視されるため「ora(オーラ)」となります。ちなみに「Hotel」も「オテル」となります。日本人の「Hiroko」さんも、ブラジルでは「イロコ」さんと呼ばれています。
到着時刻を聞く
何時に着きますか? Que hora vai shegar? ケ オーラ ヴァイ シェガー(ル)?
「sair」(去る)という単語を「到着」と言う意味の「Chegar(シェガー(ル))」に入れ替えるだけでOKです。
所要時間を尋ねる
何時間かかりますか? Quanto tempo leva? クアント テンポ レーバ?
「Quanto(クアント)」が「どのくらい」、英語では「How」です。 「tempo(テンポ)」は「時間」で、英語では「time」です。 「leva(レーバ)」は「かかる」で、英語では「take」の意味です。