冬休みのクりスマス時期に海外旅行に行くことは、 あこがれのひとつです。日本とはまた違ったクリスマスの雰囲気が楽しめますよね。クリスマスの時期のイタリア旅行で注意したことや、訪ねてみたいおすすめスポットなどをピックアップしてみました。
イタリアのクリスマスは、プレゼーピオ
プレゼーピオをご存知ですか? これは、イタリアのクリスマス時期に飾られる人形 (フィギュア) です。 古くから伝わる伝統的なものです。最近は、イタリアの方も忙しくなって来たり、家が狭くなってきたりしているので、家庭で飾る人は、少なくなってきていますが、本来プレゼーピオを用意するのが一般的でした。 クりスマスツリーは、ドイツから伝わってきて、最近飾る人が多くなってきているようです。
イタリアの教会で見るプレゼーピオ
プレゼーピオは、教会で見ることができます。
イタリアの街の中には、キリスト教カトリツクの教会がたくさんあります。曰本人観光客は、入っていいのか悩むこともありますが、気軽に中に入ることができます。
教会の入り口または、中にプレゼービオがあります。 だいたい近くに住んでいるおじいさんが、 ーか月ほど前からボランティアで時間をかけて組み立てています。
大きさは、手のひらサイ ズのものから実物大の物まであり、 教会の中に用意されるものは、大きなプレゼーピオが多く一つの街を再現するようなものもあります。
家には、電気がつけられたり、中には川に水が流れるようなものまであります。 このミニチユアの街の真ん中に、小さな 「馬小屋」のようなものがあり、 その中に小さなかごのようなベッドと、動物やマリ ア様たちがいます。
12月25日まで、このべッ卜の中にキリストのフィギュアは置きません。このキリストのフィギュアを置く瞬間こそが、プレゼーピオの完成の瞬間です。
毎年、 同じおじいさんが教会にきて用意をする姿は、真剣そのものです。是非、この時期だけ見ることができるプレゼーピオを教会まで見に行ってみてください。
教会に入るときのマナー
日本人にとって教会は遠い存在のように感じますが、 教会は誰でも入ってもいい場所なので、 気軽に入ってみてください。でも、最低限のマナーを守りましょう。 お祈りの仕方や十字のきり方がわからなくても大丈夫です。お祈りしている人に迷惑をかけないようにすればOkです。イタリアで教会を訪れるときに気をつけたいことは次のようなことです。
- 肌の露出は避ける(夏場でも肩が見えないように配慮してください)。
- カメラのフラッシュ、または、着信音やシャッター音は切る。
(中でお祈りをしている人がいるので、 迷惑をかけないようにしましょう。) - 大きな声を出さない。
イタリアの教会で静かなときを
美しい教会がたくさんありますが、本来は観光地ではなく、静かにお祈りをする場所です。これらのことに気をつけて、教会の壁画やマリア像など鑑賞したり、静かな時間を過ごされてはいかがでしょうか? 教会の中は、静かで心も落ち着きますよ。